雪上訓練-谷川岳マチガ沢

日時:2013年3月31日(日)
天候:小雨
場所:谷川岳マチガ沢・ゴンドラ駅の裏山斜面
目的:雪上訓練
参加者:14名

記録:
ロープウェーベースプラザ 8:30
マチガ沢園地上にて雪上訓練開始 9:30
ゴンドラの裏山斜面へ移動 13:15
終了 14:30

訓練内容:
2チームに分けて下記内容を実施。
雪上歩行・・・アイゼンなしで斜面をひし形を描くように歩行(ダイアモンド歩行)。腕は頭に乗せキックステップで登り下り。
滑落した際の判断訓練・・・とっさに斜面側に体勢を整えピッケルが打てるか。
滑落停止・・・滑落時正しい姿勢でピッテルで止める。
制動確保(肩がらみ&腰がらみ)・・・滑落者をある程度流し(落とし)つつ、ビレー者の体全体でストップをかける。
腰がらみのほうが安定性がある。支点は木を利用。
スタンディングアックスビレー・・・支点を雪の中に埋めて垂直に立ちビレーする。
支点の取り方・・・スノーバーや木の枝を束ねたものを踏み固めた斜面に対し垂直に40センチくらいの深さに埋める。
スノーバーを利用した場合200kgの荷重がかけられるという。代用品はいろいろ出来、ピッケルやスコップ、ザックも利用する。
流動分散(インラインノットでの利用)・・・支点をいくつか作った際に一点にかかる負荷を分散させる。
セルフビレイする際の位置・・・滑落した際にビレーヤーが流れてしまわないようにポールポジション方向にビレーする。